海外出張先でのCOVID-19感染予防について

今年の2月中旬から3月末までの予定でEU圏に海外出張に行ってまいりました。
渡航した頃はCOVID-19とは全く無縁の現地生活を送っていましたが、
1か月後
渡航レベルが上がるような事態になることは想像できませんでした。
外出禁止になっても飛行機が運航してもらえる事に本当にありがたいと思いました。
不安だったことは、感染した場合に滞在国側の対応とアジア人に対してのヘイトスピーチや暴力などでした。
幸い私の生活している所ではそのような事はありませんでしたが、外務省から事例が報告されていました。

滞在していた国の感染率は出国時1500人に1人、今は500人に1人を切っているので非常に緊迫した状態だと言えると思います。
数字はよくありませんが、出張先での新コロナウイルス予防の対応を紹介していきます。

工場での対応

 現地の工場が注意喚起していた内容がこちらです。
国内での感染者が出て早い段階で入場者の制限を行いました。
1.入場者の制限
  風邪、咳、肺炎などの症状がある人
  体調が優れない人を入場制限の表示喚起
2.テレワークの推奨(事務職)
  このおかげで朝の交通渋滞が無くなりました。
3.食堂利用制限
  実施前は1テーブルに6席だったのが1テーブル1席に縮小、
  我々コントラクターは利用できなくなり、お弁当持参となりました。
  その後屋外に大規模テントを設置して食堂を拡張しました。
4.人と人との間隔をあける
   日本で当たり前のマスクは売っていないので濃厚接触者にならないように
  人との間隔は2m以上を厳守。手洗い消毒の徹底を促していました。
5.工場内での隔離
  工場内をいくつかのブロックに区切り社員の行き来の制限をしてもし感染者が出ても
 ブロックごとに隔離できるようにしていました。

スーパーマーケットの対応

マスクをする人はほとんど居ませんので入り口に消毒液の設置やレジに並ぶ場合は2m間隔をあけること、クレジットカードの利用を薦めています。

床に線を引いて間隔を保つようにしていました。

空港での対応

国内線は貸し切り状態でしたが、日本に向かう便は思いのほか人が多く、見た感覚ですが、日本人がほとんどでした。
緊急事態なので飛行機での食事はラッピングされたサンドイッチなどでしたが、サービスがあっただけでも助かりました。

最後に、COVID-19の感染拡大を受け日本でも緊急事態宣言が出て外出を控えている方が多いと思いますが感染が早く収束できるように努めることが重要ですね。

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